小さなガジェットの大きな役目
私の友人は、パソコン関係の事にはとても詳しいです。そういった方面の仕事をしているわけではないのですが、パソコン使用暦が長い事と、何でも試してみるという性格のせいか、パソコンに関しては、とても物知りですし、色々と注文が多い方だと思います。実際、インターネット上で公開されているフリーソフトはもちろん、多くのアプリケーションを使用していますし、色々なことを知っています。私の様な、素人同然の質問にはもちろん、ニュースで話題になるようなことも、さらに詳しい事情を知っていたりと、まさに私にとっては頼みの綱でもあります。
そんな友人の拘りというか、私には真似できないと思うのが、頻繁に繰り返されるソフトやアプリケーションの変更です。少しでも良いものが出れば、他のものに変更しますし、どんなに長い間使用していても、使い勝手が悪くなったり、不具合がひどいと、すぐに変更してしまいます。先日も、ガジェットの提供が終了したという理由で、同じ様な機能のある他のソフトに使用を切り替えていました。友人には珍しく、割と長い間使用していたソフトだったので、ちょっと意外でした。
私の様にコンピューターに疎ければ、やはりガジェットの利用がなくなったとしても、既に何年か利用し慣れているものの方が良いと思ってしまいますし、ガジェットの撤廃はそれほど大きな問題にはならないと感じてしまいます。けれど、実際は友人のように、多くのユーザーがガジェットの撤廃に伴い、ソフトの使用を止め、他社のものへと移行したということでした。さすがに、この話を聞いたときには驚き、世の中には、友人のようにパソコンに詳しい人が山ほどいるのだなぁと実感したものです。実は、この話をきっかけに、ガジェットに興味を持った私は、その後、友人に教えてもらい、今ではすっかりガジェット利用者になりました。小さなガジェットですが、大きな役目を担っているのだと感じます。